¡Hola! Sailアプリを使っている、Sailer(セイラー)の皆さん、こんにちは。柏木うみです。
今日のテーマは「う」です。Sailerの皆さんは「うま味(み)」を聞いたことがありますか?
人間が食べものを食べたときに感じる味(あじ)には、5つの種類(しゅるい)があります。
①甘味(かんみ) あまい
②苦味(にがみ) にがい
③塩味(しおみ) 塩辛い(しおから-い)
④酸味(さんみ) すっぱい
そして【うま味】です。うま味は、様々(さまざま)な食べものに含まれています。
この図を見てみましょう。日本人が料理によく使う醤油(しょうゆ)やみそに、うま味が含まれていますね。また、みそ汁を作るときに出汁(だし)を使います。出汁には、こんぶだしやかつおだしなど様々な種類があります。
日本人は昔から、料理にこんぶだしを使ってきました。明治時代(めいじ-じだい)の化学者(かがく-しゃ)である池田菊苗(いけだ-きくなえ)は、こんぶの研究をしました。そして、1908年に、うま味の一つである、「グルタミン酸(さん)」をこんぶから取り出すことに成功しました。そして、こんぶの味を「うま味」と名づけました。
うま味の研究結果(けんきゅう-けっか)は世界中に広まりました。そして、1985年から、うま味(英語でUMAMI)という用語(ようご)が、正式に世界中で使われるようになりました。
世界の様々な料理に、うま味は使われています。例えば、イタリア料理にトマトやチーズを使いますね。トマトやチーズは、うま味が豊富(ほうふ)な食べものです。また、アジアにはナンプラーやニョクマムなど、日本の醤油のような調味料(ちょうみりょう)があります。これらの調味料も、うま味が豊富です。私たち人間は、昔からどんな食べものに「うま味」が含まれているか、経験的(けいけん-てき)に知っていたのでしょうね。
今、日本のスーパーではたくさんの粉の「だし」が売られています。簡単(かんたん)にだしのうま味を味わえるようになりました。色々な「だし」を試して、お気に入りの「だし」を見つけてみてください☺