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2020-12-09
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SailerインタビューVol.2

気象予報士の経験生かし交流

池田さん(71) 大阪府

日本気象協会に42年余り勤務し、6年前に退職しました。その大半は、気象予報士としてラジオやテレビを通じて、主に近畿地方の皆さんに天気予報をお伝えしてきました。

長年、話す仕事に携わってきたせいか、聞き取りやすい話し方が自然に身についたようです。おかげでSailを通して海外の方とお話しする時にも役に立っています。

思いがちゃんと伝わるよう、話す速度やタイミング、言葉遣いにはやはり気をつけます。マイクもちょっとこだわって音量調節できるものを使っています。天気の話題は世界共通ですし、インターネットを使えば今や海外の雲の様子もわかります。相手の国の天気についてお話したり、日本の自然や季節の花の話題なども多いですね。

Sailをはじめたきっかけは5月に放送されたNHKの朝のニュース番組でした。Sailの紹介を見て早速インターネットで調べ、その日のうちに登録しました。退職してから若い皆さんと話す機会がなくなり、ずっとさびしく思っていたのです。私は海外旅行の経験がなく、日本語で外国の人と話せるのも楽しみでした。

まだはじめて半年ですが、台湾、香港、モンゴル、インド、ベトナム、ミャンマーの方などと、30回余り話しました。向こうの通信環境が悪く画像なしの会話もありましたが、声だけでも気持ちは十分通じ合えるものですね。

実は私の父は戦争中にビルマ、今のミャンマーに出征し、帰国した傷痍軍人でした。母は戦争で夫を亡くし、父と再婚しました。両親のように、アジアには日本による戦争で傷ついたり、悲しい思いをされた方がたくさんいます。

日本人の一人として、せめてアジアの皆さんのために何かできたら、との思いが心の片隅にありました。家族を養うため日本で働きたいと言って、日本語を学ぶミャンマーやベトナムの若者たちと話していると、家族のため出稼ぎをして必死に働いた戦後の日本人に、どこか重なって見えてきます。Sailを通して、ささやかながらそんな彼らの相談相手にもなれたら、と考えています。

(聞き手・ジャーナリスト橋本節夫)

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