Journal

2021 Mar 17
Sailer Interviews

SailerインタビューVol.10

目標は会話1000回

鈴木さん(80代)静岡県

国際交流は長年の夢

外国の人たちと交流してみたい、それが長年の夢でした。私は好奇心が強く何にでも挑戦してみたくなる性分なんです。父親から「お前は無鉄砲だね」なんて言われるほどでした。地元の銀行で60歳の定年まで働きましたが、現役時代は仕事に追われ、海外へは一度も行けませんでした。
定年と同時に、地元にある大学の国際関係学部に社会人聴講生として通い始めました。仕事から解放され、やりたかったことに挑戦してみようと思ったんです。若者たちと一緒に学食でランチしたり、喫茶店で話したり。5年間通いましたが、ほんとうに楽しい時間でした。
念願の海外へも行きました。最初は友人たちと台湾へ。何しろ初めての海外旅行ですから、見るもの聞くものすべてが新鮮です。すっかりはまってしまいました。以来、アジアやヨーロッパ、アメリカなどへ30回は行っているでしょうか。
一番思い出深いのは女房と、シアトルからアラスカまで氷河を見に行った船旅です。船は昨年話題になったあのダイヤモンドプリンセス号(笑)。中はまるで一つの街ですから、何でも楽しめますし、ゆったりとして素晴らしい旅でした。「次はカリブ海や地中海クルーズに行こう」と、二人で話していたのですが、残念ながら女房は10年前に病気で亡くなり、果たせませんでした。

七十の手習いで語学留学

一人になって時間もありましたし、七十の手習いで英会話の勉強を始めました。海外へ行く度、言葉で不自由な思いをしましたので、よい機会でした。まずはNHKラジオの英会話講座から始め、そのうち、やはり現地に行かなければと思うようになりました。
昨年こそコロナで行けませんでしたが、それまでは6年間、毎年1カ月間ほど海外へ短期の語学留学をしました。現地にホームステイして午前中は学校、午後は博物館や図書館巡りをしたり、街歩きを楽しんだり。カナダに3回、アメリカ西海岸やニュージーランドにも行きました。

カウボーイの祭典「カルガリー・スタンピート」でのスナップ。2019年に語学留学したカナダのカルガリーで

現地の暮らしを体験し、異文化を実感する日々でした。最初にカナダのホームステイ先にうかがった時は、玄関で「あれっ下駄箱がない!」(笑)。日本なら外国の人が家に来れば、あれこれ世話をやいて大変だと思うんですが、「あなたは家族と同じなんだから、お腹がすいたら自分で冷蔵庫から好きに食べてね」って。海外の皆さんはフランクで必要以上に干渉しませんね。

ニュージーランドでは湖と温泉がある街として知られる北島のロトルアにホームステイしました。ご家族は、航空会社の元パイロットのご主人と奥さん。とてもフレンドリーで親切なご夫婦で、「ミツル、今日は天気がいいから飛行機に乗ろう」って言うんです。自家用機まで持っていたのには驚きました。鳥のように音もなく空を飛ぶグライダーにも乗せてもらいました。もちろん生まれて初めての体験です。あちこちドライブにも連れて行ってもらいました。たまたまご近所に、息子さんが日本で英語を教えているというご家族がいて、一緒にゴルフをしたりして、このご家族とも親しくなりました。今も友だち付き合いが続いています。

ホームステイ先のご近所の家族とも親しくなり、よく家におじゃました。2018年に語学留学したニュージーランドのロトルアで

Sailとの出会いはちょうど2年前の1月です。テレビで紹介されているのを見て、「これこそが私のやりたかった国際交流だ」って。迷わずすぐに登録しました。毎日朝晩2回ずつ、4回は会話をしています。昨年はコロナで家からもあまり出られませんでしたから、6回会話した日もありました。会話数は2年間で800回ほどになります。毎回気を付けているのは、笑顔で楽しくということですね。「ああ楽しかった」と互いに笑顔で終われるよう心がけています。リピーターで話す方も20人以上になり、多い方は50回以上会話しています。いつも話すのでまるで親類か友人のような関係です。とりあえずの目標は1000回。Sailは今や完全に私のライフワークになりました。

「やりたいことを、やりたい時に、やりたいだけやる」 これが私のモットーです。長年の夢だった国際交流も、sailのおかげで、コロナ禍にもかかわらず満喫しています。誰だってやってみたいこと、夢は必ずあるはずです。思っているだけじゃなくやってみる、それが大事だと思います。短い人生、生きている間に楽しまなきゃ。そう思いませんか。

(聞き手・ジャーナリスト橋本節夫) 

Sail/Helteとは?

▼Our Vision
分断ない活力のある社会を創る
Paving the way for a vibrant and harmonious future
-ITを活用したグローカルに展開する事業を通じて「分断のない活力のある社会を創る」というビジョンを実現します。

▼Sailとは?
日本ファンの世界中の人々と、豊かな経験知を持つ成熟した日本のオトナのための、日本語でのグローバル・コミュニケーション・サービスです。

▼About us
Helteでは、日本語でのグローバルコミュニケーションアプリSailを軸として、日本と世界を繋ぐグローカルなサービスを、産学官民の同じ質の志をもつ方々との連携を通じて展開しています

Sail/Helteのホームページはこちら

▼Sail Website - 日本の人向け|for Japanese
https://sailjp.helte.jp/

▼Sail Website - 世界の人向け|for International People
https://sailglobal.helte.jp/

▼Helte Website - 日本の人向け|for Japanese
https://helte.jp/

▼Helte web site - 世界の人向け|for International People
https://helte.jp/en/

動画コンテンツのご視聴はこちら

▼Helte/Sail YouTube Channelhttps://www.youtube.com/channel/UCx3o2S3hLza7DZpHU_WQhCw

Sail/HelteのSNSはこちら

▼Helte Facebook コーポレートページ|Corporate page
https://www.facebook.com/helte.corp

▼Sail Facebook 日本の人向け|for Japanese https://www.facebook.com/SailforJapanesehttps://www.facebook.com/Sail-Japan-106444271801624

▼Sail Facebook 世界の人向け|for International People
https://www.facebook.com/sail.helte

▼Sail Instagram - 日本の人向け|for Japanese
https://www.instagram.com/sail_for_japanese/ 

▼Sail Instagram - 世界の人向け|for International People
https://www.instagram.com/sail.for.international.people/?hl=ja

#Sail #日本語 #Sail_nihongo #Nihongo #日本 #Japan #会話 #おしゃべり #交流 #グローバルコミュニケーション #異文化交流 #多文化共生 #ソーシャルインパクト #ソーシャルビジネス #SDGs #アプリ #ビデオ通話 #オンライン #Helte #知恵と好奇心を解放する #分断のない活力ある社会を創る #Sail_International_People #Sail_global #Global_Communication #Cultural_exchange #Multiculturalism #Social_impact #Social_business #Nihongo #Conversation #Chatty #App #Video_Communications #Online