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2020-07-01
BLOG-ビジネス, BLOG-新着情報

シニア層の活躍について考える ①

目次

シニア層の活躍について考える – 高齢化社会の課題 ①

シニア層の活躍について考える – 高齢化社会の課題 ②
シニア層の活躍について考える – 高齢化社会の課題 ③
シニア層の活躍について考える – 各団体の活動事例 
シニア層の活躍について考える – Sailの取り組みについて   

日本の総人口は、2018年10月1日時点で、1億2,644万人となっています。

その中で65歳以上人口は、3,558万人に達し、総人口に占める割合(高齢化率)も28.1%となりました。また、2020年には65歳以上の一人暮らしの人口は700万人になるという予測もあり、この数字は2040年には900万人にまで増加するという試算も出ています。

日本のみならず、高齢化は世界的にも大きな社会問題になっておりますので他の国の現状との比較をしてみましょう。

日本が最も高い28.1%で「総人口に占める65歳以上の人口の割合」世界トップとなっていることが分かります。また、上位を占めている国々は先進国が多いことが見受けられます。このような高齢化社会が進むことで日本のみならず世界規模で新たなアプローチを取っていく必要があるのではないでしょうか。

多くの課題がある高齢化社会ですが、シニア層の活躍を促進するためにまずは我々日本の高齢化社会が抱える課題を下記の3つに焦点を絞って考えていきたいと思います。

  1. 繋がりの希薄さや孤立を感じる割合の増加
  2. 65歳以上の一人暮らし人口・認知症の人口の増加
  3. コロナ下での交流機会の制限

今回の記事では「1. 繋がりの希薄さや孤立を感じる割合の増加」について実際のデータと共に考えていこうと思います。

  1. 繋がりの希薄さや孤立を感じる割合の増加

日本のシニア層に対して2011年に厚生労働省が行ったアンケートによると全体の約64%が「近所付き合いはほとんどない」「挨拶する程度」と回答したという結果も出ており、シニア層を取り巻く孤立の問題は大きいことが分かります。

また、日本人の社会的孤立はOECD諸国でトップというデータもあり、社会的孤立へ対するアプローチが急務であると言えます。

社会的孤立の状況で第14位のイギリスでは「孤独担当大臣」という世界でもこれまでに類を見ない新しい役割が国の機関に新設され、社会問題である孤立に対しての新たな取り組みが積極的に行われています。

社会的孤立の割合から見ると日本の1/3の状況であるイギリスがこのような施策を国を挙げて取り組んでいるという現状から考えると日本も真剣に社会的孤立という現代の新たな社会課題に取り組まなくてはいけなのではないかと強く思います。

インターネットが発展、普及し様々な情報や人と繋がることが可能になった一方で、インターネットの活用度合いによる情報や繋がりの格差は大きくなりました。また、インターネットも個人の趣向に最適化されるプログラムとなっているため、より情報の大海に繋がるか、より閉鎖的な空間に閉じこもるかが利用している本人も気づかない内に行われ、インターネットを活用している方の中でも格差は大きくなっていきました。

情報格差に加えて、手軽に人と繋がれるようになったことで、それまでのようなオフラインで心の結び付きがあった関係性は希薄化し、インターネット上で繋がっている人数は多いけど人間関係の心の豊さは貧しくなり、孤独・孤立という新たな課題が生じてきているのではないかと思います。

インターネットという技術を最大限に活用しながも人と人との関係性のつなぎ目がより強く結ばれるような新たな社会構築や施策が必要になってくると考えております。

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